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校舎からのお知らせ

2023年 1月 15日 ★☆★【生物】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】

 


【全体概観】

教科書から全範囲からまんべんなく出題。昨年度と同様に全6問必答だった。

第1問は4設問、シアノバクテリアを題材に、遺伝子発現の調節に関する実験考察問題および系統分類が出題された。第2問はABあわせて4設問。ヒトの刺激の受容(視覚、嗅覚)にかかわる遺伝子重複に関する出題であった。第3問は3設問で、植物の環境応答に関する知識問題および実験考察問題であった。第4問は5設問で、植物の窒素工程と生態系の純生産量に関する出題だった。第5問はショウジョウバエの母性効果遺伝子に関する知識、計算問題および実験考察問題が出題された。第6問は、表を元にアユの最適な縄張りの大きさのグラフを選択させる出題だった。

【設問別分析】

 

【新高3生へ】

◆早めに教科書の全範囲を終わらせる
 大学入学共通テスト生物は、試験時間は60分、大問は6題です。各大問は、単一の単元からの出題だけではなく、複数の単元からなる総合問題となるものが大半です。したがって、教科書の内容を終わらせておかないと、すべての問題に対応できません。特に高3生の場合,教科書の後半にある「生態」「進化」の分野の対策が不十分になりがちですので、早めの対策が必要になります。


◆中学校理科、生物基礎の知識も必要
 問題は、大きく知識問題と考察問題からなります。知識問題は、単純に生物用語を問うものではなく、生物用語を理解しているかを問う問題が出題されます。たとえば「ホメオボックス」という用語を覚えているだけでは解けなくて、「ホメオボックス」とは何かを理解していないと解けない問題が出題されるということです。つまり、単純な用語を問う問題よりも難度は高くなります。「選択的スプライシング」や「神経誘導」など、用語に関わる生物現象やしくみについて、しっかり理解することを心がけましょう。また、問題を解くためには、中学校理科の知識や生物基礎の知識も前提となります。たとえば、DNAに関連する問題の場合、中学校理科の「遺伝」、生物基礎の「遺伝子」の内容が理解できていることが前提になります。このため、学習する範囲が非常に広くなるので、できる限り早めに準備しておきましょう。


◆考察問題は慣れが必要
 さて、考察問題についてですが、共通テスト生物の主題は考察問題にあるといっても過言ではありません。リード文の理解、実験データの読み方、実験計画、計算など多岐に渡り、しかも解くのに時間がかかり、得点差がはっきり出ます。特に、仮説の設定など実験計画に関する出題は共通テスト独特のため、訓練が必要になるでしょう。また、会話文形式の出題もあります。この場合は、会話の中でどのような討論(ディスカッション)が行われているのかを正確に理解していないと解けない問題が出題されます。これらの考察問題は、多くの問題に触れることで、短時間に解けるようになります。二次型の問題集などで訓練しておくとよいでしょう。


◆模試を活用しよう!
 まずは、教科書の基本的な内容をしっかり学習しましょう。そして学習と平行して「全国統一高校生テスト」を含めて年間6回実施する、東進の「共通テスト本番レベル模試」を受験するようにしましょう。多くの問題演習を通して学習状況の確認をしながら、回を重ねるごとに実力アップを実感できるようになるはずです。を含めて年間6回実施する、東進の「共通テスト本番レベル模試」を受験し、多くの問題演習を通して学習状況の確認をし、回を重ねるごとに実力アップを実感できるようにしましょう。

【新高2生へ】

◆早めに教科書の全範囲を終わらせる
 大学入学共通テスト生物は、試験時間は60分、大問は6題です。各大問は、単一の単元からの出題だけではなく、複数の単元からなる総合問題が大半となっています。したがって、教科書の内容を終わらせておかないと、すべての問題に対応できません。高3生になってから勉強しはじめると、教科書の後半の単元である「生態」の分野の対策が不十分になりがちです。高2から対策をはじめると、これらの分野を十分補えますから、早めに準備しましょう。


◆中学校理科、生物基礎の知識も必要
 問題は、大きく分けて知識問題と考察問題からなります。知識問題は、単純に生物用語を問うものではなく、生物用語を理解しているかを問う問題が出題されます。たとえば、「ホメオボックス」という用語を覚えているだけでは解けなくて、「ホメオボックス」とは何かを理解していないと解けない問題が出題されるということです。つまり、単純な用語を問う問題よりも難度は高くなります。「選択的スプライシング」や「神経誘導」など、用語に関わる生物現象やしくみについて、しっかり理解することを心がけましょう。また、問題を解くためには、中学校理科の知識や生物基礎の知識も前提となります。たとえば、DNAに関連する問題の場合、中学校理科の「遺伝」、生物基礎の「遺伝子」の内容が理解できていることが前提になります。このため、学習する範囲が非常に広くなるので、高2のうちに、中学校理科や生物基礎の内容を復習しておいて、高3の段階で振り返らなくてもよいように準備しましょう。


◆考察問題は慣れが必要
 さて、考察問題についてですが、共通テスト生物の主題は考察問題にあるといっても過言ではありません。リード文の理解、実験データの読み方、実験計画、計算など多岐に渡り、しかも解くのに時間がかかり、得点差がはっきり出ます。特に、仮説の設定など実験計画に関する出題は共通テスト独特のため、訓練が必要になるでしょう。また、会話文形式の出題もあります。この場合は、会話の中でどのような討論(ディスカッション)が行われているのかを正確に理解していないと解けない問題が出題されます。これらの考察問題は、多くの問題に触れることで、短時間に解けるようになります。教科書の探究活動や学校の実験、二次試験型の問題集などで慣れておくとよいでしょう。


◆模試を活用しよう!
 まずは、教科書の基本的な内容をしっかり学習していきましょう。そして学習と平行して「全国統一高校生テスト」を含めて年間6回実施する、東進の「共通テスト本番レベル模試」を受験し、多くの問題演習を通して学習状況の確認をしていきましょう。最初は得点できなくてもいいです。回を重ねていくうちに、実力アップを実感できるようになるはずです。