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2022年 3月 3日 卒業生へのメッセージ【大室春喜編】
大室です。
受験生の皆さん、ひとまずお疲れ様でした。
まだ試験が残っているよという人も、ひとまずは自分にお疲れ様と言ってあげてから、今日明日以降も頑張っていきましょう。
東進のスタッフは応援し続けてます。
卒業生の皆さんへのメッセージですが、大学の先生から聞いて心に残っているお話をします。
「あなたの時間の使い方は、消費的ですか?投資的ですか?」
どういう意味でしょうか。
まず、①消費 と ②投資 の違いについて簡単に説明します。
①「消費」の意味を調べてみると次のように書いてあります。
―消費(しょうひ、consumption)とは、欲求を満たすために財・サービス(商品)を消耗することを指す。―
つまり、一時的な目的や欲求のためで、その後に残らないようなお金や時間の使い方のことをいいます。
対して、②「投資」の意味を調べてみると、
―投資(とうし、investment)とは、利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。―
ポイントは、「将来を見込んで」というところですね。長期的な視点で未来のためにお金や時間を使うこと、それが投資です。
卒業生の皆さんは10代の貴重な時間の大半を「受験勉強」というものに費やしてきました。
受験は一発勝負なので、望んだ結果になった人も、思い通りにならずに悔しい思いをした人もいたと思います。
ただ、結果がどうであれ、皆さんは目標のためにひたすら頑張ったという経験を得ることができました。
いろんなことを我慢して費やした、あの膨大な時間は決して無駄に消耗されたわけではありません。
皆さんの将来にきっと良い影響をもたらすはずです。
つまり、皆さんは「受験勉強」を通してたくさんの時間を、未来の自分のために投資していたわけです。
東進を卒業される皆さんは、これからそれぞれの道に進んで、いろんな時間を過ごすのだと思います。
ふとした時に、先ほどの言葉を思い出すことがあれば考えてみてください。
「この時間・あの時間は自分にとって消費になってるかな?投資になってるかな?」
ここで大切にして欲しいのは
消費しているか投資しているかは自分の”解釈”によるもので、人に押しつけられるものではない。
という考えです。
今過ごしているこの時間が、自分の将来のためになるかどうかなんて他人には知る由もないことです。もはや自分の予測の範囲にも収まらないこともあるでしょう。
だから、周りの意見などに流されすぎて、何かを始める前から「こんなことをするのは時間の無駄だ」と切り捨ててしまうのはもったいないような気がします。
何事もまずはやってみて、その過ごした時間を「自分の解釈によって」意味のあるものにしていって欲しいと思います。
滅多なことがない限り、皆さんの人生はこれからの方が長いわけですから、投資できる時間は沢山残っています。
まずはいろんなことに手を出してみて、いろんな時間を過ごしてみて欲しいです。
卒業生の皆さんの幸せな将来を願っています。
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