私の成し遂げたいこと【内海直也編】 | 東進ハイスクール 柏校 大学受験の予備校・塾|千葉県

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2018年 11月 25日 私の成し遂げたいこと【内海直也編】

 

 

こんにちは。担任助手の内海です。薬学を研究している人です。

 

最近、マウスに薬を鼻から投与する実験を始めました。

 

ええ、鼻からです。

良いデータが取れるといいな。

 

 

さて、本題の私の成し遂げたいことです。それは

 

”ノーベル賞を取ることです。”

 

ノーベル賞って言葉は皆さん聞いたことがあると思いますが

具体的にどういうものか知っていますか?

 

ノーベル賞とは、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和および経済学の分野で

ものすごーーーーーーーーく素晴らしい功績を残した人に与えられる

世界で最も栄誉のある賞の一つです

簡単に言うと、その年の最もすごい研究者にMVPの称号を与える感じです。

 

サッカーでいうとバロンドール的なやつですかね。

 

ちなみに創始者は、ダイナマイトの発明者として知られるアルフレッド・ノーベルです。




ダイナマイトの開発により、生前に莫大な富を得たノーベルは、

「私の死後は、私が持つ資産全てを、人類のために最大たる貢献をした人々に分配する」

という遺言を残しました。

そしてノーベルの遺言に従い、1901年からノーベル賞が始まりました。

自分の遺産を全て能力のある研究者に与えるとはすごいですね。

 

 

現在、日本人でノーベル賞を受賞した人は24人います。

一番最近受賞した人は、京都大学の本庶佑先生という方です。

この先生は、免疫チェックポイント阻害因子の発見とがん治療への応用により、

今年2018年にノーベル医学生理学賞を受賞しました。

 

免疫チェックポイント阻害??

がん治療への応用??

なにそれ美味しいの??

 

といった声が聞こえてきそうです。

簡単に言うと、本庶先生は、今までになかった新たながん治療の方法を見つけ、

それがめっちゃ効く!と認められたのです。

 

で、その新たながん治療法とは何かというと(ものすごく簡単に言うと)

がん細胞(バイキンマン)をやっつける免疫細胞(アンパンマン)というものがあるのですが、

がん細胞(バイキンマン)は、免疫細胞(アンパンマン)PD-1(水)という物質を付けることで

免疫細胞(アンパンマン)の働きを弱くします。

そこで、免疫細胞(アンパンマン)PD-1(水)が付かないようにすればいい!

と本庶は考え、そういう薬を創ることで、免疫細胞(アンパンマン)

がん細胞(バイキンマン)をやっつけやすくするようにした。

といった感じです。

 

 

 

えっっっっ、それだけっっっっ????

 

 

 

 

そうです。でもこの発見、めっちゃめちゃすごいんですよ。

タケコプターの発明くらいすごいです。

この発見で、オプジーボという薬が開発され

今まで治療できなかったたくさんのがん患者さんが救われると言われています。

 

 

私は今、大学院の研究室で、治療法のない難病と呼ばれる病気の治療薬開発の研究をしています。

自分もいつか、病気の患者さんを救うことができるような新たな発見をして

たくさんの人々を救いたいです。

そしてその結果、ノーベル賞を取れたらいいなと思っています。

 

この手の話をし始めると永遠に止まらなくなるので、今日はこのくらいにしておきます。

もっと聞きたい方は、今すぐ受付にきて、内海さんいますか?と聞いてください。

 

多分いませんが。

 

 

 

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さーて、明日のブロガーは~~~

 

黒ずくめの男

黒の組織の一員

目が覚めたら、身体が縮んでしまっていた

 

人です。わかるかな?

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