★☆★【地学基礎】大学入学共通テスト 解答速報 | 東進ハイスクール 柏校 大学受験の予備校・塾|千葉県

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2023年 1月 15日 ★☆★【地学基礎】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】

 


【全体概観】

大問数・設問数・マーク数に変更はなかった。日本列島の自然の恵みに関する問題が出題された。

第1問(地球) Aでは、地球の大きさに関する計算問題が出題された。日頃から図を描くくせがついていれば難しくはない。
Bでは、地層の対比が図と共に問われた。Cでは、鉱物と火山について問われた。
Bは考察、Cは知識を問う問題で、いずれも典型的だった。

第2問(大気と海洋) Aは天気図と高気圧に関する問題で、中学理科がベースとなっている。Bは黒潮の流路についての考察問題で、目新しい。

第3問(宇宙) 会話文を読みながら解答する問題。銀河系のさまざまな天体や太陽について幅広く問うている。
問4では銀河系の立体的な構造が問われた。日頃から多様な天体とその運動に興味を持っていなければ難しく感じただろう。

第4問(日本列島の自然の恵み) 日本列島の資源や環境について幅広く問われた。古生物や岩石に関する知識を持っていれば平易である。
問3では選択肢の下線部について問われたが、昨年度の最終問題と同じ形式である。

【設問別分析】

第1問 地球

問1 地球の大きさについての計算問題である。2点を通る円を描いて考えればよい。
問2 プレート境界の種類についての知識問題である。3種類の境界の違いが分かれば解ける。

問3 鍵層とは何かを問うている。平易な知識問題である。
問4 読図問題である。地層の対比とは何かが分かっていないと難しい。

問5 鉱物の晶出順序についての典型的な知識問題である。
問6 与えられた図の修正を行う問題である。要求される知識は典型的である。

第2問 大気と海洋

問1 高気圧の性質と移動についての問題である。計算を必要とするが、図の下に必要な数値が与えられており、難しくはない。

問2 黒潮の流路に関する問題である。図において周囲よりも高温である部分をきっちりと見分ければよい。

第3問 宇宙
問1 天体の種類と年齢についての問題である。恒星進化に関する内容も含まれており、多角的な知識が必要である。
問2 星間雲がどのような天体であるかを理解していなければ解けない。
問3 黒点とは何かを問う典型問題である。
問4 銀河系の特徴および天の川とは何かが問われている問題である。天体に対する知識が曖昧であると難しい。

第4問 日本列島の自然の恵み
問1 化石燃料と火成活動についての問題である。典型問題であるが、地下深くで起きる現象を混同していると解けない。
問2 身近な鉱物資源である石灰岩について問われている。変成作用についての理解を要する。
問3 気候についての問題である。日本列島の気候を季節別に理解していれば平易である。

【新高3生へ】

◆大学入学共通テスト地学基礎の特徴
 皆さんが受験する2024年1月の共通テストは、4回目の共通テストです。共通テスト地学基礎は、地学基礎の教科書からまんべんなく出題されます。
 共通テストはマーク形式ですが、私大入試とは違い、本文を読まずに選択肢だけから答えが出たり、きちんと計算をせずに答えが分かったりすることはありません。
 試験時間が約30分という限られた時間で15問前後を解答することになります。地学基礎とはいえ、単純な知識問題は少なく、様々な分野の知識や自然現象・実験に対する考察力が必要です。
 また、煩雑な計算問題はありませんが、基本的な計算力も必要です。とりわけ、単位の計算や比・比例の考え方には習熟する必要があります。
 図やグラフは、教科書や資料集に載っているような典型的なものがほとんどですが、内容をしっかりと理解しておきましょう。
 暗記した知識に頼りすぎず、しっかり目の前の問題を見ることが高得点をとる秘訣です。

◆これからの学習について
 まずは教科書を繰り返し読み、内容を理解しましょう。共通テストの問題は設問が複数の分野にまたがるため、教科書を数ページ読んだだけでいきなり問題を解くことは大変難しいです。
 教科書の実験・考察にもじっくり目を通しましょう。基本的な知識を頭の中で理解して「モデル化」した後に過去問を解いてみましょう。
 必要があれば、中学校の教科書や参考書も利用しましょう。問題を大量に解くのではなく、「自然現象の理解」「モデル化」が大切です。

◆模試の活用
 地学基礎の共通テストの過去問は今年度を含めても多くはありません。
 演習不足にならないよう、センター試験の過去問や、全国統一高校生テストを含め年間6回実施される東進の「共通テスト本番レベル模試」を活用しましょう。
 旧課程の過去問を解くときは、地学基礎に該当する問題を分野別に選び、解いてみましょう。

【新高2生へ】

◆大学入学共通テスト地学基礎の特徴
 皆さんが受験する2025年1月の共通テストは、5回目の共通テストとなります。そして、新しい課程での出題になります。これまでの共通テスト地学基礎では、地学基礎の教科書からまんべんなく出題されています。その点は第5回共通テストでも変わらないでしょう。
 マーク式の試験と言えば独特な解法を想像する人もいると思いますが、本文を読まずに選択肢だけから答えが出たり、きちんと計算をせずに答えが分かったりすることはありません。
 単純な知識問題は少なく、様々な分野の知識や考察力が必要になります。
 さらに、試験時間が約30分という限られた時間で15問前後を解答するという、時間的にも厳しい試験です。以上のような内容・形式は、今後も大きくは変わらないと思われます。

◆これからの学習について
 地学基礎だけではなく理科の学習では、問題演習よりも重要なことがあります。それは自然現象を知り、理解することです。
 まずは、興味をもった分野から教科書を読んでみましょう。教科書をくり返し読みながら、頭の中に自分なりの「モデル」をつくります。
 これを意識して、勉強を続けましょう。こういったことは、大学入学共通テストや国公立大学二次試験など、どのような試験であれ変わりません。
 もし、チャンスがあれば、実際に天文台や地層、火山の見学などにも行ってみましょう。気象庁やNASAのホームページを眺めることも良いかもしれません。
 百聞は一見にしかず、です。

◆模試の活用
 地学基礎の共通テストの過去問は今年度を含めても多くはありません。
 演習不足にならないよう、センター試験の過去問や、全国統一高校生テストを含め年間6回実施される東進の「共通テスト本番レベル模試」を積極的に受験しましょう。
 旧課程の過去問を解くときは、地学基礎に該当する問題を分野別に選び、解いてみましょう。