校舎からのお知らせ | 東進ハイスクール 柏校 大学受験の予備校・塾|千葉県 - Part 102

校舎からのお知らせ 

2023年 1月 15日 ★☆★【地学】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】

 

【全体概観】

大問数は5問、設問数・マーク数は27で3減。三次元(自然界)と二次元の情報のやり取りに関する問いが出題された。

教科書の基本事項を丹念に学習することと、標準レベルの問題を多く演習することに加えて、分野総合的な学習が求められる出題である。
地質図学の出題は1問。計算問題は2問。図を読む力を確認する問が増加した。

第1問は地学の情報について、二次元情報と三次元情報の関係をテーマに各分野の問題5問。いずれも各分野の基礎的内容で問題相互のつながりはない。
第2問は固体地球とプレートテクトニクス・マグマの発生の小問5問で1問減。標準的。
第3問はマグマの化学組成、地質と古生物、人類の進化の6問。いずれも標準的問題である。マグマの混合に関する出題は初出。
第4問は気象分野で、大気圏の構造とオゾン層の破壊、海洋表層の大規模循環の小問5問で1問減。標準的問題。
第5問は天文分野で、惑星の視運動、太陽系と恒星の6問で1問減。いずれも標準的問題。計算問題は惑星の視運動の基礎的事項。

【設問別分析】

 

【新高3生へ】

◆「地学」の特徴を知ろう 
 共通テストの学習を始める前に、まずは「地学」がどのようなものか、今回の共通テスト「地学」に挑戦してみましょう。「地学基礎」についても挑戦してみて、「地学」と「地学基礎」の違いを確認しておきましょう。共通テストの出題範囲は教科書に限られていますが、単なる知識問題よりも、基礎事項の正確な理解と応用力、総合力が問われる出題が主になっています。共通テストで高得点を得るためには、「教科書」→「問題演習」→「教科書」という流れの学習方法を徹底して、教科書を徹底理解することが大切です。まず、教科書の通読から始めましょう。はじめは、理解しようとか暗記しようとか考えずに、地学の全体像を概観・把握することが大切です。地学は地球物理、プレートテクトニクス、岩石・鉱物、地質・地史、気象・海洋、天文、自然環境と範囲が多岐にわたっています。これらについてどんなことを学ぶのか、どのような図表やグラフがあるのか、大体のイメージを最初に作っておくことがその後の学習に役立ちます。

◆教科書の徹底学習を
 教科書を通読したら、今度はできるだけ丁寧に教科書を読んでいきます。このときに大事なことは暗記することでなく、地学の各分野それぞれの論理の展開を把握することです。どのような観測や観察、実験がされて、そこからどのような考察がされているのか。また、どのような物理法則や化学の知識が用いられているのか、を理解しましょう。そのために、図・表・グラフを正確に読む力をつけていきましょう。図やグラフを正確に読むためには、それを自分でノートに書いてみることが大切です。書いてみると、見ているだけでは分からなかったポイントが見えてくるはずです。共通テストで問われるのは文章・資料を正確に読む力、論理的な思考力、総合的な理解力です。教科書の本文には、それに関連する事項のページが示されていることがあります。その場合には、必ずそのページを読んで、関連を確認しておくことが、総合的な理解力をつけるために必要です。また、自分でも、関連すると思うページを書き込むようにしてみましょう。このことに留意してセンター試験の過去問にもあたってみましょう。

◆模試を活用しよう
 早くから共通テストに対応した模試を多く受けることが学習を進めるうえで重要になります。東進の共通テスト本番レベル模試は、学習の進み方と学習の不足点を点検できるとてもよい機会になります。2月からの受験にぜひチャレンジしてみてください。

【新高2生へ】

◆大学入学共通テストの形式と内容を知ろう
 まずは今回の共通テスト「地学」についてその出題形式と内容を確認しましょう。「地学」の学習はこれからという人がほとんどでしょうが、まずは共通テスト「地学」がどのようなものか把握しておきましょう。大問数と各大問の分野・小問数・出題形式・選択肢の数など、その形式をチェックしましょう。また、すでに「地学基礎」を学習している人は、今回の「地学基礎」と「地学」の問題に挑戦してみましょう。

◆教科書の徹底理解を
 地学は地球物理、プレートテクトニクス、岩石・鉱物、地質・地史、気象・海洋、天文、自然環境と分野が多岐にわたっていて、それぞれの分野ごとに探究する方法や論理がありますが、共通テストの出題範囲は教科書の範囲に限られています。ですから、教科書の徹底理解が高得点の鍵です。教科書の徹底理解の基本は「教科書」→「問題演習」→「教科書」という流れの学習を徹底することです。「地学」の教科書はまだ手元にないでしょうから、まず「地学基礎」の教科書の通読から始めましょう。通読することで地学学習の全体像を把握することが大事なのです。「地学基礎」の教科書には「発展」のページが多くあります。これはどれも「地学基礎」の範囲外ですが「地学」で扱う大事な内容ですのできちんと読むようにしてください。それぞれの分野でどのような観察や観測が行われるか、観察や観測からどのようなことが導かれるか、「地学基礎」の教科書の図とグラフをできるだけ丁寧に読み、「発展」・「探究活動」・「実験・観察」を丁寧に読んでそれを把握するようにしてください。

◆これからの学習について
 地学は暗記科目だと言われることがありますが、それは大変な誤解です。共通テストで問われるのは文章・資料を正確に読む力、論理的な思考力・判断力、総合的な理解力です。高得点を得るためには暗記に頼らない学習を心がけて下さい。学習を効果あるものにするために共通テストに対応した模試に早くからチャレンジしてみましょう。早くから模試を受けていくことは教科書の読み方と理解をより深めることに役立ちます。結果に一喜一憂することなく、模試を受けたら解説をしっかり読み、教科書に戻ってその内容を確認していきましょう。東進の共通テスト本番レベル模試はそのための良い機会になります。まだ早いと思わないで積極的にチャレンジしてみましょう。

2023年 1月 15日 ★☆★【生物】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】

 


【全体概観】

教科書から全範囲からまんべんなく出題。昨年度と同様に全6問必答だった。

第1問は4設問、シアノバクテリアを題材に、遺伝子発現の調節に関する実験考察問題および系統分類が出題された。第2問はABあわせて4設問。ヒトの刺激の受容(視覚、嗅覚)にかかわる遺伝子重複に関する出題であった。第3問は3設問で、植物の環境応答に関する知識問題および実験考察問題であった。第4問は5設問で、植物の窒素工程と生態系の純生産量に関する出題だった。第5問はショウジョウバエの母性効果遺伝子に関する知識、計算問題および実験考察問題が出題された。第6問は、表を元にアユの最適な縄張りの大きさのグラフを選択させる出題だった。

【設問別分析】

 

【新高3生へ】

◆早めに教科書の全範囲を終わらせる
 大学入学共通テスト生物は、試験時間は60分、大問は6題です。各大問は、単一の単元からの出題だけではなく、複数の単元からなる総合問題となるものが大半です。したがって、教科書の内容を終わらせておかないと、すべての問題に対応できません。特に高3生の場合,教科書の後半にある「生態」「進化」の分野の対策が不十分になりがちですので、早めの対策が必要になります。


◆中学校理科、生物基礎の知識も必要
 問題は、大きく知識問題と考察問題からなります。知識問題は、単純に生物用語を問うものではなく、生物用語を理解しているかを問う問題が出題されます。たとえば「ホメオボックス」という用語を覚えているだけでは解けなくて、「ホメオボックス」とは何かを理解していないと解けない問題が出題されるということです。つまり、単純な用語を問う問題よりも難度は高くなります。「選択的スプライシング」や「神経誘導」など、用語に関わる生物現象やしくみについて、しっかり理解することを心がけましょう。また、問題を解くためには、中学校理科の知識や生物基礎の知識も前提となります。たとえば、DNAに関連する問題の場合、中学校理科の「遺伝」、生物基礎の「遺伝子」の内容が理解できていることが前提になります。このため、学習する範囲が非常に広くなるので、できる限り早めに準備しておきましょう。


◆考察問題は慣れが必要
 さて、考察問題についてですが、共通テスト生物の主題は考察問題にあるといっても過言ではありません。リード文の理解、実験データの読み方、実験計画、計算など多岐に渡り、しかも解くのに時間がかかり、得点差がはっきり出ます。特に、仮説の設定など実験計画に関する出題は共通テスト独特のため、訓練が必要になるでしょう。また、会話文形式の出題もあります。この場合は、会話の中でどのような討論(ディスカッション)が行われているのかを正確に理解していないと解けない問題が出題されます。これらの考察問題は、多くの問題に触れることで、短時間に解けるようになります。二次型の問題集などで訓練しておくとよいでしょう。


◆模試を活用しよう!
 まずは、教科書の基本的な内容をしっかり学習しましょう。そして学習と平行して「全国統一高校生テスト」を含めて年間6回実施する、東進の「共通テスト本番レベル模試」を受験するようにしましょう。多くの問題演習を通して学習状況の確認をしながら、回を重ねるごとに実力アップを実感できるようになるはずです。を含めて年間6回実施する、東進の「共通テスト本番レベル模試」を受験し、多くの問題演習を通して学習状況の確認をし、回を重ねるごとに実力アップを実感できるようにしましょう。

【新高2生へ】

◆早めに教科書の全範囲を終わらせる
 大学入学共通テスト生物は、試験時間は60分、大問は6題です。各大問は、単一の単元からの出題だけではなく、複数の単元からなる総合問題が大半となっています。したがって、教科書の内容を終わらせておかないと、すべての問題に対応できません。高3生になってから勉強しはじめると、教科書の後半の単元である「生態」の分野の対策が不十分になりがちです。高2から対策をはじめると、これらの分野を十分補えますから、早めに準備しましょう。


◆中学校理科、生物基礎の知識も必要
 問題は、大きく分けて知識問題と考察問題からなります。知識問題は、単純に生物用語を問うものではなく、生物用語を理解しているかを問う問題が出題されます。たとえば、「ホメオボックス」という用語を覚えているだけでは解けなくて、「ホメオボックス」とは何かを理解していないと解けない問題が出題されるということです。つまり、単純な用語を問う問題よりも難度は高くなります。「選択的スプライシング」や「神経誘導」など、用語に関わる生物現象やしくみについて、しっかり理解することを心がけましょう。また、問題を解くためには、中学校理科の知識や生物基礎の知識も前提となります。たとえば、DNAに関連する問題の場合、中学校理科の「遺伝」、生物基礎の「遺伝子」の内容が理解できていることが前提になります。このため、学習する範囲が非常に広くなるので、高2のうちに、中学校理科や生物基礎の内容を復習しておいて、高3の段階で振り返らなくてもよいように準備しましょう。


◆考察問題は慣れが必要
 さて、考察問題についてですが、共通テスト生物の主題は考察問題にあるといっても過言ではありません。リード文の理解、実験データの読み方、実験計画、計算など多岐に渡り、しかも解くのに時間がかかり、得点差がはっきり出ます。特に、仮説の設定など実験計画に関する出題は共通テスト独特のため、訓練が必要になるでしょう。また、会話文形式の出題もあります。この場合は、会話の中でどのような討論(ディスカッション)が行われているのかを正確に理解していないと解けない問題が出題されます。これらの考察問題は、多くの問題に触れることで、短時間に解けるようになります。教科書の探究活動や学校の実験、二次試験型の問題集などで慣れておくとよいでしょう。


◆模試を活用しよう!
 まずは、教科書の基本的な内容をしっかり学習していきましょう。そして学習と平行して「全国統一高校生テスト」を含めて年間6回実施する、東進の「共通テスト本番レベル模試」を受験し、多くの問題演習を通して学習状況の確認をしていきましょう。最初は得点できなくてもいいです。回を重ねていくうちに、実力アップを実感できるようになるはずです。

2023年 1月 15日 ★☆★【化学】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】

 


【全体概観】

マーク数が増加した。第5問の総合問題では、方眼紙を用いた問題が出題。

大問数は5題、設問数は18で変化がなかったが、マーク数は33から35に増加した。
昨年度と同様に、全問必答問題で、第5問では硫黄を含む物質を題材として、「無機物質」と「物質の変化と平衡」から複数分野にまたがる問題が出題された。一方、昨年度は見られなかった、方眼紙を用いた作図による実験結果の解析問題が出題された。
 

【設問別分析】

 

【新高3生へ】

◆はじめに
 いよいよ皆さんにとって大切な一年が幕を開けました。一年後に自信を持ってテスト本番に臨めるよう、今から計画的に学習を進めていきましょう。まずは、「化学基礎」および「化学」の教科書の内容をできるだけ早期に一通り終えることを目標にして下さい。理系の受験生にとって、選択科目である理科をどれだけ早く仕上げるかが現役合格のための大きなカギとなります。

◆共通テスト化学で求められる力
 共通テスト化学では、単に知識を問う設問だけでなく、「その場で考えて解く」問題も多く出題されます。具体的には、リード文や与えられた図、グラフ、表などから必要な情報を読み取って解答を導くような問題が出題されます。普段から公式や反応式を丸暗記するような表面的な学習だけでなく、「自分で立てた計算式で何を求めているのか、自分で書いた反応式はどのような化学現象を表しているのか」といった、根本的な部分を理解しながら学習を進めるように心がけましょう。また、過去に行われていたセンター試験と同類の設問もみられるため、センター試験の過去問演習も積んでおくようにしましょう。

◆まずは理論化学の徹底理解を!
 化学の学習を進めていく上で、理論化学の分野をしっかりと理解することがとても大切です。なぜなら、その後に学習する無機化学や有機化学の学習は、理論化学で学んだことが土台となるからです。理論化学がしっかりと理解できていれば、無機化学や有機化学の学習もスムーズに進めることができます。

◆高3の1学期までに全範囲を終わらせよう!
 皆さんにぜひ目標にしてもらいたいことは、「高3の1学期までに教科書レベルの内容を一通り学習し終える」ということです。共通テスト化学で高得点を目指すには、“いかに早期に一通りの分野を学習し終えるか”がカギとなります。その期限を高3の1学期までと設定しましょう。そのために、塾・予備校の授業や参考書なども利用し、今から計画的に学習を進めていきましょう。

◆模試を活用しよう!
 共通テストの出題内容や問題のレベルを分析して作られる東進の「共通テスト本番レベル模試」は、「全国統一高校生テスト」を含めて年間で計6回実施されます。これらの模試を活用することで、問題の傾向を把握し、現状で自分に足りていない部分を知ることができます。上手に模試を活用し、来年の本番に向けて十分な学力を身に付けていきましょう。

【新高2生へ】

◆はじめに
 皆さんの学年からは新課程対応の試験を受けることになるため、不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。化学では、「化学反応と熱・光エネルギー」の分野が旧課程と比べて大きく変わりますが、その他の分野は大きな変化はないので、それほど心配する必要はありません。また、共通テスト化学は出題範囲が広く、入試本番で高得点を取るためには、できるだけ早期に教科書の内容を一通り学習し終えることがカギとなります。今のうちから計画的に学習を進め、3年生になったときに焦らなくて済むようにしましょう。

◆共通テスト化学で求められる力
 共通テスト化学では、単に知識を問う問題ではなく、リード文を読み、図やグラフ、表などから必要な情報を読み取って解答を導くような、「その場で考えて解く」問題も出題されます。普段から公式や反応式を丸暗記するような表面的な学習だけでなく、「自分で立てた計算式で何を求めているのか、自分で書いた反応式はどのような化学現象を表しているのか」といった、根本的な部分を理解しながら学習を進めるようにしましょう。

◆普段から化学現象を理解することを心がけよう!
 「その場で考えて解く」問題に対応する力を身に付けるには、常に化学現象を頭の中でイメージしながら学習を進めることが大切です。問題文を読んでも、そこで起こっている現象が頭の中でイメージすることができなければ、考えることなどできません。いつも“覚える”ことに集中してしまう人は要注意です。普段から、問題で扱われている物質がどのように振る舞っているのかを頭の中でイメージする訓練をしましょう。

◆常に最新の情報に耳を傾けよう!
 東進では、共通テストの問題を徹底的に分析し、皆さんにとって有益な情報を随時発信していきます。年間で計6回行われる「共通テスト本番レベル模試」・「全国統一高校生テスト」も積極的に受験し、万全の態勢で2年後の本番を迎えられるようにしましょう!

2023年 1月 15日 ★☆★【物理】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】

 

【全体概観】

大問4題構成で昨年から変化なし。設問数も変化はなく、マーク数は増加した。

第1問は例年通り小問集合であり、重心、熱サイクル、運動量と力学的エネルギー、磁場中の荷電粒子、光電効果について、幅広い分野からの出題であった。
第2問は、力学の落下運動について、先生と生徒の会話文から実験考察をする問題であった。空気抵抗を受ける物体の落下について終端速度を求める問題、予測と実験結果が異なる理由についての考察、新しい仮説で実験結果を考察したときの議論についての出題であった。
第3問は、波動からドップラー効果についての総合問題であった。前半は音源が円軌道を描く場合のモデルであり、はじめはその円運動についての力学的な問題が出題された。後半では音源と観測者の位置が入れ替わったが、内容としては振動数や波長など、ドップラー効果の典型的な要素が問われている。
第4問は、電磁気から、コンデンサーと充電過程についての考察の問題であった。充電された状態での電場の様子や回路についての計算要素に加え、グラフの意味や実験方法についての内容も問われた。

【設問別分析】

 

【新高3生へ】

 

【新高2生へ】

2023年 1月 15日 ★☆★【数学ⅡB】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】

 


【全体概観】

昨年度に比べ、問題文の分量が増加した。必答問題はやや取り組みやすいものの、選択問題の随所に取り組みにくい設問がある。

必答問題が2題、選択問題3題から2題の選択、合計4題を解答する形式は、前年度と同様である。センター試験から共通テストに切り替わり問題文の量が増加したが、昨年度と比較してもページ数は更に増加している。ただし、必答問題を中心に取り組みやすい設問が増えている。会話形式の問題文は随所に見られるものの、会話の中に空欄、設問が設定された問題はなかった。

第1問[1]は「三角関数」からの出題、三角比の不等式に関する問題である。2倍角の公式や和積の公式といった、加法定理に関する定理を適切に用いることができるかが試される。[2]は「指数関数・対数関数」からの出題であり、主に対数の定義に関する理解が問われる。第2問[1]は「微分法」からの出題。円錐の内側に作られる円柱の体積の最大値を求める問題であり、図形、関数ともにごく基本的である。グラフを選択する形式の問題は出題されなかった。[2]は「積分法」からの出題である。ソメイヨシノの開花時期を定積分により推定するという真新しい設定である。ただし、基本的な定積分の計算と性質を利用すれば無理なく結論に至る。第3問は「確率分布と統計的な推測」からの出題である。ピーマン1個の重さに関するデータを分析する内容である。正規分布表を利用することも前年度と同様である。また、後半には、重さの分散を小さくするための手法を定めて考察を行う。設定を適切に理解することが求められる。第4問は「数列」からの出題である。預金の複利計算に関する出題であり、漸化式を利用する方法、和を直接計算する方法の2つの方針で考えるよう誘導されている。第5問は「ベクトル」からの出題である。三角錐の頂点を含む空間上の点の関係を考察する問題である。計算すべきことは多くないが、与えられた条件からベクトルに関する等式条件を導き選択する形式の問題が多く、不慣れな受験生もいたことと考えられる。

【設問別分析】

【第1問】三角関数、指数・対数関数
[1](三角関数) 2倍角の公式や和積の公式を利用して、三角比の不等式を満たすxの値の範囲を考察する問題である。誘導が丁寧につけられており、加法定理を適切に用いることができるかが試される。

[2](指数関数・対数関数) 様々な対数の値が有理数か否かを判断することが問題のテーマとなっている。対数の定義を正しく理解しているかが問われる。細かな設問に分けられており、結論までの道筋が追いやすい問題構成である。

【第2問】微分法・積分法
[1](微分法) 円錐の内側に作られる円柱の体積の最大値を求める問題である。先に基本的な関数の極値に関する考察を行っており、後半ではこれを利用することで円柱の体積の最大値を調べる。

[2](積分法) ソメイヨシノの開花時期を定積分により推定するという真新しい設定である。問題文がやや長く、設定を正しく理解することに時間がかかる受験生もいたかと思われる。ただし、ごく基本的な定積分の計算や性質を理解していれば、無理なく結論を得られる内容である。

【第3問】確率分布と統計的な推測(選択問題)
 ピーマン1個の重さに関するデータを分析する問題であり、信頼区間などの計算を行う。必要あれば正規分布表が利用できる。後半は、重さの分散を小さくするために、軽いものと重いものをペアにする手法を考え、それを利用した際の確率分布を考察する問題となっている。

【第4問】数列(選択問題)
 お金を毎年一定額の積立てを行うことを考え、ある利率で運用した場合の複利計算を行う問題である。2つの解法で考えるように誘導されており、方針1は漸化式を作る方法で、方針2は等比数列の和を利用する方法である。ともに内容的には易しく、類題の経験があれば容易であろう。

【第5問】ベクトル(選択問題)
 三角錐を題材としたベクトルの問題である。内積計算が主体となっており、成立するベクトル方程式を解答群から選択する問題が多い。ベクトル方程式から情報を読み取る力が必要になる。

【新高3生へ】

大学入学共通テストの数学II・Bでは、数学I・Aの学習を土台とした発展的な出題が多いため、数学I・Aが未完成な状態では高得点は望めません。まずは、できるだけ早く数学I・Aを完璧なものにしましょう。その上で、数学II・Bの基礎・基本を固めていくことが、効率的な学習となり、総合的な数学の力を自分のものにしていくことにつながります。
数学II・Bのそれぞれの分野において、基礎・基本を身につける上で重要なポイントは以下の通りです。

◆方程式・式と証明
3次式の展開・因数分解、二項定理、整式の除法について、しっかりと理解しておく必要があります。特に整式の除法は、剰余の定理、因数定理の導出の基となるものなので、原理からしっかりと理解を深めておきましょう。

◆三角関数
加法定理から派生する倍角公式などは丸暗記でなく、導出過程も含めて理解し、さらに実際に使いこなせるレベルにまで達する必要があります。求めるものによって、適切な式変形が素早く出来るように、まず加法定理を完全に理解し、使えるようにしましょう。

◆指数・対数関数
指数法則、およびそこから導かれる対数計算、底の変換の計算などがいかに正確に素早くできるかがポイントです。指数や対数の底の大きさによる大小の場合分けや、対数の真数条件などの基本事項を理解した上で、計算のスピードを上げる練習をしましょう。

◆図形と方程式
座標平面上における2直線の平行条件・垂直条件や、点と直線の距離、円の方程式は必ず理解しておきましょう。また、領域における最大・最小問題は、文字のとり得る値や不等号の向きに注意して正しく図を描くことが重要になります。図から大小が容易に判断できない場合には、計算で比較を行うなど臨機応変な解法が取れるようにしておきましょう。

◆微分法・積分法
関数とその導関数の対応について、グラフによる視覚的な理解をしておくことが重要です。また、面積を求める際の積分計算も確実にできるようにしておく必要があります。面積を求める領域の把握が第一歩となるので、日ごろから面倒がらずに図を描く習慣を身につけましょう。

◆数列
等差数列、等比数列の決定とその和、漸化式、群数列など出題テーマが多岐にわたる分野ですが、いずれにおいても項の対応(規則性)を考えることが重要です。日ごろから具体的に項を書き並べて考える習慣を身につけましょう。

◆ベクトル
内積計算、2直線の交点の位置ベクトル、ベクトルの垂直・平行条件、共線条件、共面条件などを押さえておく必要があります。一つ一つ整理して、確実に理解しましょう。

これらの分野を効率よく学習するには、いきなり入試レベルの問題に取り組むのではなく、教科書の例題、練習問題、節末問題、章末問題レベルへと、少しずつステップアップしていくのが一番の近道です。「計算を最後までやり抜く」ことや「図やグラフを描いて考える」ことを積み重ね、早期に基礎を確固たるものにするために、問題演習を繰り返しましょう。

解法の暗記に頼るのではなく、公式や解法の原理を理解してから先に進むような勉強を繰り返すことで、受験だけでなく、将来社会に出てからも役立つ本当の力をつけることができます。
数学II・Bの問題は、数学I・A以上に抽象的な問題が多く、また計算量も多いため、時間が足りないと感じることが多いと思います。大学入学共通テスト対策としては、限られた時間で正確に解けるように演習を繰り返すことが欠かせません。

東進では「全国統一高校生テスト」を含めて年6回実施される「共通テスト本番レベル模試」があります。大学入学共通テストの傾向や自分の現在の力を知り、さらに不得意分野・弱点を明確にして大学入学共通テスト対策を進めていきましょう。

【新高2生へ】

大学入学共通テストの数学II・B・Cでは、授業風景や日常生活に関する対話形式の問題、および1つの問題に対して複数の方針で考える問題が出題されます。長い問題文から必要な情報を読み取って解き進める力、問題を深く考え考察する力が要求されます。よって、与えられた情報をより速く正確に読み取って解き進める力を身につけていく必要があります。そのためにも、まずはその土台となる数学I・Aと数学II・B・Cの基礎・基本を確実に理解することが重要です。
数学I・Aの基礎・基本を確実にした後、数学II・B・Cのそれぞれの分野において、新高2生の今から身につけておくべきことは以下のとおりです。

◆方程式・式と証明
3次式の展開・因数分解、二項定理、整式の除法について、しっかりと理解しておく必要があります。特に整式の除法は、剰余の定理、因数定理の導出の基となるものなので、まずはその原理をしっかりと理解しましょう。

◆三角関数
加法定理から派生する倍角公式などを丸暗記でなく、導出過程も含めて理解することが重要です。まずは加法定理を正確に覚え、他の公式が自由に導出できるように式変形する練習を積みましょう。

◆指数・対数関数
指数法則、およびそこから導かれる対数の性質、底の変換などをまず理解しましょう。さらに、底の大きさによる増減、対数の真数条件なども押さえながら素早く正確に計算する習慣を身につけましょう。

◆図形と方程式
座標平面上における2直線の平行条件・垂直条件や、点と直線の距離、円の方程式の求め方をまず理解しましょう。そして、図を視覚的に捉える方法、数式で表現する方法の双方をしっかりと鍛えましょう。

◆微分法・積分法
関数とその導関数の対応について、グラフによる視覚的な理解をしておくことが重要です。また、面積の積分計算も確実にできるようにしておく必要があります。まずは、面積を求める際の領域を正確に把握できるように、グラフを正確に描く習慣を身につけましょう。

◆数列
項の対応(規則性)を考えることが最も重要です。公式を丸暗記するのではなく、書き並べて考えるなどの習慣を身につけましょう。

◆統計的な推測
確率変数の期待値、分散、標準偏差の計算方法、および確率変数の変換の考え方をまず理解しましょう。また、正規分布や正規分布に従う確率変数を標準正規分布に従う確率変数に変換する方法や、母平均・母比率の推定、さらに仮説検定の考え方についても一つずつ身につけていきましょう。

◆ベクトル
ベクトルも図形問題なので、図を描いて考えることが基本です。点がその図の中のどのような位置にあるのかを常に意識しながら解き進めるようにしましょう。

◆平面上の曲線と複素数平面
放物線・楕円・双曲線といった2次曲線の基本性質、および曲線の媒介変数表示、極座標と極方程式の考え方を整理して理解しておきましょう。

◆複素数平面
極形式とド・モアブルの定理、および複素数の方程式で表された図形の見方をまずは理解しましょう。

入試レベルの問題に取り組むために、まず今すべきことは数学I・Aを完璧にすること数学II・B・Cの基本を確実に身につけることです。教科書の例題、練習問題、節末問題、章末問題レベルへと、少しずつステップアップして学習することが、実力を高める一番の近道です。
同時に「計算を最後までやり抜く」、「図やグラフを描いて考える」といった基本的なことを一つ一つ確実に積み重ねることによって、しっかりとした基礎力を高2の時点から養成しましょう。
共通テストの数学では、現実の事象を数学に引き寄せて課題解決をしたり、友人との議論を通して結論を得て行ったりする探究的要素が多くなってきています。普段の学習から疑問を放置せず、深い理解をするようにしましょう。

東進では「全国統一高校生テスト」をはじめ、「高校レベル記述模試」「大学合格基礎力判定テスト」などを用意しています。自分の現在の力を知り、さらに不得意分野、弱点を明確にして本格的な大学受験対策に向けて大いに役立ててください。そのためにも、模試は毎回欠かさず受験するようにしましょう。
さらに高2の8月からは「全国統一高校生テスト」に加えて、受験学年と同じ「共通テスト本番レベル模試」も受験しましょう。真剣に問題に取り組む時間は、学力を伸ばす絶好の機会です。

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