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校舎からのお知らせ 

2023年 1月 15日 ★☆★【地学基礎】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】

 


【全体概観】

大問数・設問数・マーク数に変更はなかった。日本列島の自然の恵みに関する問題が出題された。

第1問(地球) Aでは、地球の大きさに関する計算問題が出題された。日頃から図を描くくせがついていれば難しくはない。
Bでは、地層の対比が図と共に問われた。Cでは、鉱物と火山について問われた。
Bは考察、Cは知識を問う問題で、いずれも典型的だった。

第2問(大気と海洋) Aは天気図と高気圧に関する問題で、中学理科がベースとなっている。Bは黒潮の流路についての考察問題で、目新しい。

第3問(宇宙) 会話文を読みながら解答する問題。銀河系のさまざまな天体や太陽について幅広く問うている。
問4では銀河系の立体的な構造が問われた。日頃から多様な天体とその運動に興味を持っていなければ難しく感じただろう。

第4問(日本列島の自然の恵み) 日本列島の資源や環境について幅広く問われた。古生物や岩石に関する知識を持っていれば平易である。
問3では選択肢の下線部について問われたが、昨年度の最終問題と同じ形式である。

【設問別分析】

第1問 地球

問1 地球の大きさについての計算問題である。2点を通る円を描いて考えればよい。
問2 プレート境界の種類についての知識問題である。3種類の境界の違いが分かれば解ける。

問3 鍵層とは何かを問うている。平易な知識問題である。
問4 読図問題である。地層の対比とは何かが分かっていないと難しい。

問5 鉱物の晶出順序についての典型的な知識問題である。
問6 与えられた図の修正を行う問題である。要求される知識は典型的である。

第2問 大気と海洋

問1 高気圧の性質と移動についての問題である。計算を必要とするが、図の下に必要な数値が与えられており、難しくはない。

問2 黒潮の流路に関する問題である。図において周囲よりも高温である部分をきっちりと見分ければよい。

第3問 宇宙
問1 天体の種類と年齢についての問題である。恒星進化に関する内容も含まれており、多角的な知識が必要である。
問2 星間雲がどのような天体であるかを理解していなければ解けない。
問3 黒点とは何かを問う典型問題である。
問4 銀河系の特徴および天の川とは何かが問われている問題である。天体に対する知識が曖昧であると難しい。

第4問 日本列島の自然の恵み
問1 化石燃料と火成活動についての問題である。典型問題であるが、地下深くで起きる現象を混同していると解けない。
問2 身近な鉱物資源である石灰岩について問われている。変成作用についての理解を要する。
問3 気候についての問題である。日本列島の気候を季節別に理解していれば平易である。

【新高3生へ】

◆大学入学共通テスト地学基礎の特徴
 皆さんが受験する2024年1月の共通テストは、4回目の共通テストです。共通テスト地学基礎は、地学基礎の教科書からまんべんなく出題されます。
 共通テストはマーク形式ですが、私大入試とは違い、本文を読まずに選択肢だけから答えが出たり、きちんと計算をせずに答えが分かったりすることはありません。
 試験時間が約30分という限られた時間で15問前後を解答することになります。地学基礎とはいえ、単純な知識問題は少なく、様々な分野の知識や自然現象・実験に対する考察力が必要です。
 また、煩雑な計算問題はありませんが、基本的な計算力も必要です。とりわけ、単位の計算や比・比例の考え方には習熟する必要があります。
 図やグラフは、教科書や資料集に載っているような典型的なものがほとんどですが、内容をしっかりと理解しておきましょう。
 暗記した知識に頼りすぎず、しっかり目の前の問題を見ることが高得点をとる秘訣です。

◆これからの学習について
 まずは教科書を繰り返し読み、内容を理解しましょう。共通テストの問題は設問が複数の分野にまたがるため、教科書を数ページ読んだだけでいきなり問題を解くことは大変難しいです。
 教科書の実験・考察にもじっくり目を通しましょう。基本的な知識を頭の中で理解して「モデル化」した後に過去問を解いてみましょう。
 必要があれば、中学校の教科書や参考書も利用しましょう。問題を大量に解くのではなく、「自然現象の理解」「モデル化」が大切です。

◆模試の活用
 地学基礎の共通テストの過去問は今年度を含めても多くはありません。
 演習不足にならないよう、センター試験の過去問や、全国統一高校生テストを含め年間6回実施される東進の「共通テスト本番レベル模試」を活用しましょう。
 旧課程の過去問を解くときは、地学基礎に該当する問題を分野別に選び、解いてみましょう。

【新高2生へ】

◆大学入学共通テスト地学基礎の特徴
 皆さんが受験する2025年1月の共通テストは、5回目の共通テストとなります。そして、新しい課程での出題になります。これまでの共通テスト地学基礎では、地学基礎の教科書からまんべんなく出題されています。その点は第5回共通テストでも変わらないでしょう。
 マーク式の試験と言えば独特な解法を想像する人もいると思いますが、本文を読まずに選択肢だけから答えが出たり、きちんと計算をせずに答えが分かったりすることはありません。
 単純な知識問題は少なく、様々な分野の知識や考察力が必要になります。
 さらに、試験時間が約30分という限られた時間で15問前後を解答するという、時間的にも厳しい試験です。以上のような内容・形式は、今後も大きくは変わらないと思われます。

◆これからの学習について
 地学基礎だけではなく理科の学習では、問題演習よりも重要なことがあります。それは自然現象を知り、理解することです。
 まずは、興味をもった分野から教科書を読んでみましょう。教科書をくり返し読みながら、頭の中に自分なりの「モデル」をつくります。
 これを意識して、勉強を続けましょう。こういったことは、大学入学共通テストや国公立大学二次試験など、どのような試験であれ変わりません。
 もし、チャンスがあれば、実際に天文台や地層、火山の見学などにも行ってみましょう。気象庁やNASAのホームページを眺めることも良いかもしれません。
 百聞は一見にしかず、です。

◆模試の活用
 地学基礎の共通テストの過去問は今年度を含めても多くはありません。
 演習不足にならないよう、センター試験の過去問や、全国統一高校生テストを含め年間6回実施される東進の「共通テスト本番レベル模試」を積極的に受験しましょう。
 旧課程の過去問を解くときは、地学基礎に該当する問題を分野別に選び、解いてみましょう。

2023年 1月 15日 ★☆★【生物基礎】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】



【全体概観】

「思考力」を問う出題が多い。大問ごとの配点が変化!

 大問数は3問と昨年から変化はなかったが、設問数は15問と昨年より1個減少し、マーク数は18個と昨年より1個増加した。出題形式は空所補充、用語の組合せ、正誤判断が主体ではあるが、図や資料・実験結果を解析する力や仮説を検証する力、いわゆる「思考力」を問う問題が、昨年に引き続き多く出された。また、2年連続で会話文形式の問いが出題されたほか、計算問題も昨年に引き続き出題された。一方で、過去2回の共通テストでは第1問の配点が最も高かったが、今年度は第2問・第3問の配点が17点と高く、第1問の配点が16点と最も低かった。第2問Aでどれだけ得点できたかどうかが高得点へのカギとなる。なお、昨年度の特筆点として、「写真を用いた実験考察問題」が出題されたことがあげられるが、今年は出題されなかった。
 例年同様、特定の分野に偏ることなく、幅広い内容が出題されている。出題内容は、第1問が『生物と遺伝子』から生物の特徴・代謝・遺伝情報の複製・細胞周期、第2問が『生物の体内環境の維持』から胆汁に関する実験考察問題・免疫、第3問が『生物の多様性と生態系』から生態系の保全・生態系内の物質循環とエネルギーの流れ・バイオームである。今年度が3回目の共通テストであるが、昨年に引き続き思考力を問う問題が多く出題されており、出題形式がある程度固まってきたと言える。模試などを活用し、共通テスト型の出題形式・傾向に慣れていたかどうかで、得点に差がついたであろう。

【設問別分析】

【第1問】生物と遺伝子(生物の特徴・代謝・遺伝情報の複製・細胞周期)
設問数は5問、マーク数は5個でいずれも昨年より1個減少した。Aは、生物の特徴・代謝に関する問題だが、知識問題だけではなく、生物の特徴・代謝に関する基礎知識をもとにした考察問題も出題された。問1は原核細胞と真核細胞の比較に関する知識問題であり、確実に正解したい。問2は代謝の基礎知識をもとにした考察問題であるが、文章を素直に読めば難なく正答できる。Bは、細胞周期に関する総合問題だった。問3は複製開始点の数を求める計算問題である。設問文に書かれている情報は「精子」の核に含まれるDNAの塩基対数であるが、問われているのは「体細胞」についてであることに注意したい。問4は問題文のみから解答を導く考察問題であるが、問題文に書かれている情報を落ち着いて処理できれば、十分に正答できる。問5は細胞周期における細胞当たりのDNA量変化に関する基礎知識をもとに、問題文と図の両方を正確に理解する必要があり、解答に時間がかかる。

【第2問】生物の体内環境の維持(胆汁に関する実験考察問題・免疫)
設問数は5問と昨年と変わらないが、マーク数は7個で昨年より1個増加した。Aは、胆汁に関する実験考察問題だった。問1・問2ともに実験考察問題に十分慣れていないと解答に時間がかかる。高得点が取れたかどうかは、これらの問題をいかに素早く正確に解けたかがカギとなったであろう。Bは、免疫に関する知識問題と、基礎知識をもとにした実験考察問題だった。問3・問4は自然免疫のしくみについてきちんと理解していれば十分に解答できる。問5は実験が多く、処理しなければならない情報量は多いが、免疫のしくみに関する基礎知識が十分に習得できていれば、問題なく正答できたであろう。

【第3問】生物の多様性と生態系(生態系の保全・生態系内の物質循環とエネルギーの流れ・バイオーム)
設問数は5問と昨年と変わらないが、マーク数は6個で昨年より1個増加した。Aは、生態系の保全・生態系内の物質循環とエネルギーの流れに関する知識問題と、基礎知識をもとにした考察問題だった。問1は生態系内のエネルギーの流れについて、代謝の単元である光合成に関する基礎的な知識問題であった。問題自体は平易であるが、このような分野を跨いだ出題は生物基礎では珍しい。問2は生態系内の物質循環に関する知識問題であり、平易。問3は生態系に関する基礎知識をもとに水槽生態系の保全を思考させる良問であるが、理解するのに時間がかかる。また、適当なものを「過不足なく」選択する問題形式であることも、受験生にとっては正解までのハードルを高くした要因であるだろう。Bは、バイオームに関する知識問題と、基礎知識をもとにした考察問題だった。問4はバイオームに関する知識問題であり、各バイオームの特徴を正確に理解していれば難なく解答できる。問5はバイオームの基礎知識をもとにした考察問題であるが、問題文の内容と図が理解しやすく、十分に正答できたと思われる。

【新高3生へ】

【大学入学共通テストについて】
 大学入学共通テストでは、教科書内容の知識を活用しながら図や表を解析する力、いわゆる“思考力”が求められています。また、センター試験と比べて問題文や設問文の量が多いのが特徴です。

・問題構成
 大問3題で構成され、各大問はA・Bの2つに分かれています。全問マーク式で、総マーク数は16個〜18個になると思われます。

・問題内容
すべて教科書内容からの出題となります。「生物と遺伝子」・「生物の体内環境」・「生物の多様性と生態系」の3分野で構成されており、それぞれの分野から各大問が出題されます。このため、全ての分野を満遍なく学習する必要があります。

・学習の指針
 大学入学共通テストは、単に生物用語を問う知識問題ではなく、“思考力”を必要とする考察問題が出題されます。だからと言って、基礎知識をおざなりにしてはいけません。英語の長文をスラスラ読むためには、英単語や英熟語を覚えておくことが必要ですよね。同じように、考察問題をスラスラ解くためには、教科書に出てくる基礎知識をきちんと覚えておくことが必要です。このとき、教科書の記述を“丸暗記”してはいけません。例えば、「ミトコンドリアはDNAをもつ」という文章を丸暗記しても、その先の発展性はありません。一方で「なぜミトコンドリアはDNAをもつのか」と一歩踏み込んで考えると、「ミトコンドリアは元々独立した生物が細胞の内部に入り込んで生じたものである」という内容まで合わせて覚えることができます。このように、教科書に記述されている内容に対し、常に“なぜ”を意識した学習をすることで、知識の詰め込みを回避し、暗記の負担を軽くすることができます。その上で、共通テスト型の問題を利用して“思考力”を養いましょう。センター試験と比べると、対策には十分な時間が必要となります。できる限り早い段階から学習を始めてください。

【積極的に模試を受験しよう】
 みなさんは共通テスト4期生となります。したがって、先輩たちと比べて、より具体的な対策を講じることが可能です。しかし、依然として手に入る共通テスト型の問題はあまり多くないでしょうから、実践的な演習のために、共通テスト本番レベル模試を受験することを強くお勧めします。その際、生物基礎全分野の学習が終わってから受験しようとするのではなく、日々の学習と並行して受験するようにしてください。自分の成績状況を模試の結果から客観的に把握することはとても大切ですし、模試を通して各分野の習熟度を測ることができます。また、共通テスト独特の出題形式・問題内容・時間配分に慣れることも重要です。早い段階からできるだけ多くの模試を受験し、実践的な演習を繰り返しましょう。

 

【新高2生へ】

【大学入学共通テストについて】
 大学入学共通テストの問題構成・問題内容・学習の指針については、『新高3生へのアドバイス』を読んでください。共通テスト5期生となるみなさんは、先輩たちと比べて、より具体的な対策を講じることが可能です。共通テストの特徴をよく知り、十分に対策した上で、本番に臨みましょう。

【生き物に興味を持とう!】
 ある種のカマキリは、交尾の際、雌が交尾相手の雄を食べてしまうのだそうです。とても不思議ですね。この不思議を単に“不思議”のままで終わらせず、「雌が雄を食べたときと食べなかったときとで、産卵数はどの程度違うのか」、「雄が雌に食べられることのメリットは何なのか」、「雌がもつ遺伝子のうち、この行動を支配している遺伝子はどれなのか」などを科学的に探究するのが生物という学問です。このとき、科学的な探究の過程で得られたデータを考察する能力が、大学入学共通テストで求められている知識を活用しながら図や表を解析する力、いわゆる“思考力”なのです。日頃から生物に興味を持ち、身近にある“不思議”を探究して考察することは、大学入学共通テストの解答力に直結します。常にアンテナを張り、生き物の不思議に興味を抱いてください。

【高2の段階ですべきこと】
 まずは教科書に出てくる生物用語を正確に理解しましょう。その際、「用語を覚えているかどうか」ではなく、「用語を説明できるかどうか」を習熟度の指標としてください。また、大学入学共通テストでは、「ある仮説に対して、仮説を実証するためには何が検証されるべきか」を問うような実験計画に関する問題が出題されます。この問題を解答する能力は、一朝一夕で得られるものではなく、日々の地道な学習を積み重ねることで初めて得られます。高校2年生のうちから、教科書に出てくる生物用語を正確に理解するとともに、実験から得られた図や表を解析する力を養い、来たる受験学年へ向けて十分な準備をしましょう。

2023年 1月 15日 ★☆★【化学基礎】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】


【全体概観】

設問数、マーク数は共に増加した。実験操作の読み取りの問題が出題された。

大問数は2題で変化がなかったが、設問数が13から14に増加。マーク数は15から20に増加した。化学基礎の教科書の内容が偏りなく出題された。第2問では「塩化物イオンの濃度測定実験」を題材とし、リード文を読んで設問に答える考察問題が出題された。化学反応式の係数を解答する問いもあり、マーク数が増加している。


【設問別分析】

 

第1問
問1 ナトリウム原子に含まれる中性子の数を求める問題であった。元素記号にナトリウムの原子番号が表記されていたため、すぐに解答できる。

問2 分子の極性に関する問題であった。エタノール分子の形は覚えていなかった受験者もいたと思われるが、正解は無理なく選べたのではないだろうか。

問3 ハロゲンに関する正誤問題であり、共通テスト化学基礎としては珍しく、正しい記述を選ぶ形式であった。原子の構造および電子配置、化学結合、酸化還元といった多岐にわたる分野の知識が必要であった。

問4 加熱による物質の温度変化のグラフに関する正誤問題であった。物質の三態とその状態変化について正しく理解できていれば、無理なく解答できる。

問5 二酸化炭素とメタンに関する正誤問題であった。常温・常圧における気体の密度の考え方は、盲点になっていた受験者も多かったのではないだろうか。

問6 ヘリウムと窒素からなる混合気体に関する問題であった。化学基礎の受験者にとって混合気体は扱いなれておらず、難しく感じた受験者も多かったのではないだろうか。混合気体の平均分子量の求め方が分かればすぐに解答できる。

問7 アルミニウムに関する正誤問題であった。どれも基本的な知識を基に判断できるものであり、難しくない。

問8 金属の酸化還元反応に関する問題であった。金属のイオン化傾向の大小関係を覚えていれば、無理なく解答できる。

問9 中和反応の量的関係に関する問題であった。操作の過程で加えた「水30mL」に惑わされずに解答できたかがポイントであった。


第2問
問1 
a 反応式の係数を求める問題であった。左辺と右辺の原子数を合わせればよく、難しくない。
b 多原子イオンに含まれるクロム原子の酸化数を求める問題であった。酸化数の決め方を覚えていれば、難しくない。

問2 滴定に用いる器具を選ぶ問題であった。実験器具に関する基本的な知識があれば解答できる。

問3 実験操作および実験結果に関する正誤問題であった。実験の内容を把握し、仕組みが正しく理解できていないと難しい問題であった。

問4 実験の内容に関するグラフを選ぶ問題であった。反応液中で「どの陽イオンとどの陰イオンが結びつき沈殿を生じるのか」を正しく理解した上で解答する必要がある。

問5 
a しょうゆに含まれる塩化物イオンの濃度を求める問題であった。第1問問9と同様に、操作Ⅱの「水を加えて全量を50mLにした」の部分に惑わされずに解答できたかがポイントであった。
b aで求めた濃度を基に、15mLのしょうゆに含まれるNaClの質量を求める問題であった。基本的な濃度計算に関する問題であり、aが解答できていれば難しくない。


【新高3生へ】

◆はじめに
 いよいよ皆さんにとって大切な一年が幕を開けました。受験勉強に不安を感じている人も多いと思いますが、共通テスト化学基礎では、教科書の内容をきちんと理解することができていれば十分に対応できる問題が出題されており、何か特別な対策をする必要はありません。教科書の内容を理解することを中心に、計画的に学習を進めていきましょう。

◆共通テスト化学基礎で求められる力
 共通テスト化学基礎では、単に知識を問うだけの問題だけでなく、「実験内容を正しく理解した上で解答を導く設問」や「グラフや表などから必要な情報を読み取って解答を導く設問」の出題もみられます。この傾向は今後も続くと思われるので、普段の学習からグラフ・表を読み取って解答を導くような設問に慣れておくようにしましょう。また、やや長めのリード文が与えられ、その文章の内容を基に解答を導く設問も出題されるため、普段から化学基礎の内容に関係のある文章を「読むこと」も意識して学習を進めましょう。

◆1学期のうちに化学基礎を一通り復習しよう!
 2年生のうちに「化学基礎」の学習は一通り終えている人も多いと思います。しかし、教科書のはじめの方の内容は忘れてしまっている部分もあるのではないでしょうか。過去問や模試などの実践的な問題演習を積むことも大切ですが、その一方で、教科書の内容を一通り復習し直すことも重要です。まずは教科書の内容を復習し、基礎的な問題集などを使って演習も行いながら学習を進めて下さい。そして、高3の1学期のうちに教科書の復習を終え、夏からは実践的な問題をどんどん解いていきましょう。

◆模試を活用しよう!
 
東進の「共通テスト本番レベル模試」は、共通テストの問題を分析して出題内容や問題のレベルが本番と同様に作られており、「全国統一高校生テスト」を含めて年間で計6回実施されます。これらの模試を活用することで、問題の傾向を把握し、現状で自分に足りていない部分を知ることができます。上手く活用し、来年の本番に向けて十分な学力を身に付けていきましょう。


【新高2生へ】

◆はじめに
 皆さんの学年からは新課程対応の試験を受けることになるため、不安を抱えている人も多いのではないのでしょうか。しかし、「化学基礎」では、細かな定義や用語の変更は見られるものの、旧課程と比べて特に大きな変化はないためそれほど心配する必要はありません。また、「化学基礎」の教科書の内容はそれほど多いわけではなく、2年生までに一通り学習を終える高校もあると思います。そのため、低学年のうちから受験を意識して計画的に学習を進めていけば、3年生になる前にある程度の学力を身に付けることが可能です。3年生になってからでは、他の教科の学習に追われ、十分に時間がとれないことも考えられるので、2年生のうちに一通りの学習を終えてしまいましょう。

◆共通テスト化学基礎で求められる力
 共通テスト化学基礎では、単に知識を問う問題だけでなく、「実験内容を正しく理解した上で解答を導く設問」や「グラフや表などから必要な情報を読み取って解答を導く設問」も出題されます。このような設問の場合、問題の文章がやや長くなる傾向があるため、普段から化学基礎の内容に関係のある文章を「読むこと」も意識して勉強するようにしましょう。

◆化学物質と物質量に慣れよう!
 化学基礎の学習を進めていく上で、頻繁に出てくる物質の名称や化学式はある程度覚えておく必要があります。さらに、物質を構成する原子や分子の構造などを常に頭の中でイメージすることも大切です。また、化学基礎の内容は一度の学習だけではなかなか習得することはできないため、日頃から基礎的な問題を解くなどして、少しずつ慣れていくことが大切です。特に、化学基礎では物質量(モル)を用いた計算問題が出題されます。決して複雑な問題ではありませんので、まずは物質量(モル)の意味を正しく理解し、易しい問題の練習からはじめて下さい。

◆常に最新の情報に耳を傾けよう!
 東進では、共通テストの問題を徹底的に分析し、皆さんにとって有益な情報を随時発信していきます。年間で計6回行われる「共通テスト本番レベル模試」・「全国統一高校生テスト」を積極的に受験し、万全の態勢で2年後の本番を迎えられるようにしましょう!

 

2023年 1月 15日 ★☆★【物理基礎】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】

 

【全体概観】

出題分野は、第1問は小問集合、第2問は力学、第3問は電気であった。設問数は増加したが、マーク数は減少した。

 大問3題の構成で出題された。昨年と異なり、教科書の例題に記載されているような典型問題が多く出題され、共通テストになってから出題されていた現象を考察させるような問題や、対話文形式の出題もみられなかった。複数の式を連立する必要がある問いなどひねった問題は出題されていたが、知識のみで解答することができる問題も多く、深い考察よりも幅広い知識を問われていた。

 第1問は小問集合であり、力学、波動、熱からの出題であった。問2は弾性力についてではなく弾性力による位置エネルギーを求めさせており、問題文をしっかりと読まないと失点につながる問題であった。

 第2問は落体の運動の問題から出題され、鉛直方向の運動だけでなく水平投射からも出題された。問4の問題以外はほとんど計算がいらない問題であり、基本的な知識を簡潔に問われている問題が多かった。

 第3問はエネルギーとその利用および、送電の仕組みから出題された。問2において電力と電力量の違いについての理解を問う出題については難度が高いと思われる。

 


【設問別分析】

【第1問】小問集合
 第1問は、昨年と同様に物理基礎のさまざまなテーマを扱った小問集合であった。今年は、数値計算、グラフの読み取り、グラフ選択など様々な形式で出題された。
問1は、運動方程式の問題である。箱Bにのみ注目して、右向きに一定の加速度が生じることから解答を選べばよい。物体に働く力が正しく認識できているかが問われた。
問2は、力のつり合いと力学的エネルギーに関する問題である。計算自体はそこまで難しくないが、問われている物理量が力ではなく、弾性力による位置エネルギーであることに注意が必要であった。
問3は、熱と仕事に関する問題である。変化後に気体の温度が上昇していることを問題文から認識し、内部エネルギーへの影響が正しく認識されているかを問われた。
問4は、弦の固有振動に関する問題である。「4倍音を利用して調律を行う」という表現に惑わされずしっかりと得点してほしい問題であった。

【第2問】電気
 落体の運動と水平投射からの出題であった。
問1は、水平投射において水平方向の運動は等速であることを問う問題。
問2は、水平投射において鉛直方向の速さと時間の関係を表すグラフを問う問題。
問3は、水平方向の初速度を変化させた場合の、落下時間とエネルギーに及ぼす影響について考察する問題。
問4は、自由落下と鉛直投げ上げを比較する問題。少し計算が複雑であるが、速さと時間の関係を表すグラフを利用して解くと簡潔に処理できる問題であった。
問5は、自由落下と鉛直投げ上げにおけるエネルギーの大小関係を求める問題。誘導に沿って考えればよい。

【第3問】力学、熱力学、電気
 エネルギーの変換、変圧器と送電の仕組みについての問題であった。昨年の対話文形式から出題形式の変更があった。
問1は、エネルギーの変換からの出題。太陽光発電は太陽光のエネルギーを電気エネルギーに変換していることを理解していればよい。
問2は、電力量を計算させる問題。電力量の単位〔kWh〕について、しっかりと理解が出来ているかを問われた。
問3は、送電の仕組みの問題。抵抗での消費電力は、電流の2乗に比例し、発電所での供給電力は電圧と電流の積で表せることをしっかりと理解している必要があった。
問4は、変圧器の問題。変圧器の仕組みをしっかりと理解しているかを問われた。


【新高3生へ】

◆大学入学共通テストも教科書からの出題
 2021年から始まった大学入学共通テストでは、たとえば実際に実験を行いそのデータを処理する能力など、新傾向といわれる問題形式や問い方が出題されるようになりました。このような問題を解くためには、自然現象に対して興味をもって観察し、考察する力が必要になります。日頃から実験での体験や映像で目にしたことを深く考察することを怠らないようにしましょう。実験や参考の項目も含め教科書は隅から隅まで目を通しておくようにしましょう。

◆現象を物理学的に正しく捉えることを心がける
 「物理基礎」は、力学、熱、波動、電気についての基本内容、エネルギーの利用などを扱います。専門的な内容は「物理」で扱うため、物理基礎は日常的な内容が中心となります。「物理」のように、計算を通じて複雑な現象を解析する問題はほとんどありません。「物理基礎」においては「自然現象を物理学的に捉えることができるか」が主題とされており、計算はわずかです。数学と異なり自然現象を扱っているため、物理計算には現象にそった意味合いがあります。ただ解法を覚えるだけでなく、式の意味の理解に努めましょう。教科書では、図や写真を多用して現象の捉え方を丁寧に説明しています。計算問題を解く前に、時間の経過とともにどのように現象が起こっていくのかを想像するようにしましょう。

◆基本問題から解いていく
 現象の捉え方についての考察をしてから問題演習を行うと「物理基礎」に関する理解が深まります。いきなり実践的な問題を解くのではなく、教科書の例題のような基本問題から始めるのが重要です。演習の際には「解説を読んでわかった」で終わりにすることなく「現象を物理学的に正確に捉えられているか」を自問自答しながら慎重に進めていきましょう。「答えが出たらおしまい」という考え方を捨て、「何が原因で、何が起きたのか」を丁寧にひとつひとつ明らかにしましょう。

◆模試を受験して、共通テストの出題形式と傾向に慣れる
 物理基礎の学力が身についたとしても、共通テストの出題傾向や形式に戸惑って実力が十分に発揮できないと、それまでの努力が報われません。また、「物理基礎」とそれ以外の基礎科目を合わせて解答時間が60分なので、時間配分にも慣れておかないといけません。共通テスト本番で実力を発揮するためにも、出題形式や出題範囲が同じ「共通テスト本番レベル模試」を受験し、共通テストの出題形式や時間配分に慣れておきましょう。過去問がまだ十分には存在しない現在、全国統一高校生テストを含めて年間6回実施される「共通テスト本番レベル模試」は有効な演習の機会となります。もちろん、模試は受けっぱなしにするのではなく、不正解だった問題や偶然正解した問題について復習することも重要です。出来なかった問題を復習し、類題が解けるようになれば、更なる高得点が期待できます。


【新高2生へ】

◆大学入学共通テストも教科書からの出題
 2021年から始まった大学入学共通テストでは、たとえば実際に実験を行いそのデータを処理する能力など、新傾向といわれる問題形式や問い方が出題されるようになりました。このような問題を解くためには、自然現象に対して興味をもって観察し、考察する力が必要になります。日頃から実験での体験や映像で目にしたことを深く考察することを怠らないようにしましょう。実験や参考の項目も含め教科書は隅から隅まで目を通しておくようにしましょう。

◆物理基礎とは
 「物理基礎」は、力学、熱、波動、電気についての基本内容、エネルギーの利用などを扱います。さらに専門的な科目である「物理」があるため、「物理基礎」は日常的な内容が中心となります。物理は、教科書等に出てくる知識や式を記憶するだけでできるようになる科目ではありません。物理現象や式の意味を正しく理解し、整理することが必要です。

◆中学理科の物理分野を確認しておく
 「物理基礎」の内容は、中学校で学んだ理科の物理分野が基礎となります。物理は積み上げ型の科目ですから、基礎となる中学理科の理解が不十分だと、「物理基礎」の理解も難しくなります。したがって、「物理基礎」の学習を始める前にまず行うことは、中学理科の復習です。中学理科では、力学、波動、電磁気などの内容を学んでいます。中学の内容だからと言って軽んじることなく、復習してみると忘れている知識やあいまいな内容がいくつもあることに気づかされるはずです。このような不完全な学習項目をそのままにしておかず、復習してより理解を深めることで、「物理基礎」の学習のスタートラインに立てると言えます。

◆まず授業や教科書を活用する
 「物理基礎」は、自然現象の基本的な理解や把握、日常生活の中で物理の解釈がどう活かされているかが問われる科目です。「物理基礎」の学力を向上させるためには、まず教科書の内容を十分に理解することが大切です。そのためには普段の授業をしっかりと活用することが重要です。授業の予習・復習によって「物理基礎」の学力を身につけ、教科書の演習問題を解けるようにしておく必要があります。一見、地味に感じるかもしれませんが、物理は積み上げ型の科目です。地道な努力の積み上げが合格につながります。

2023年 1月 14日 ★☆★【リスニング】大学入学共通テスト 解答速報

【解答速報】


【全体概観】

大問数、設問数、マーク数、配点とも変化なし

 全体としては昨年と変わらず大問6問構成であった。昨年と同様、第1問、第2問は2回読み上げ、第3問~第6問は1回読み上げであった。また、イラストを選択する問題が昨年と同じく、第1問Bと第2問で出題された。第4問A問18~21は昨年と異なり、やや長い英文の読み上げを聞き取り、グラフを正しく完成させる問題であった。これは2021年度に出題されたものと同じ形式の問題であった。イラストや、表、グラフなどを組み合わせた問題が多く、読み上げ文を正確に聞き取った上で、情報を的確に処理する力が求められる。


【設問別分析】

【第1問】A 短い発話の内容に合う英文を選ぶ、B 短い発話の内容に合うイラストを選ぶ
A、Bいずれも短い発話を聞き、発話内容の概要や要点を正しく把握した上で最も適切な選択肢(Aでは文、Bではイラスト)を選択する問題。読み上げ文はすべて15語未満と短く、使用される語句も英検3級レベルの平易なものが中心であった。語と語のつながりを解釈し、発話全体の意味を正しく理解する力が求められる。

【第2問】短い対話の内容に合うイラストを選ぶ
短い対話とそれについての問いを聞き、最も適切なイラストや図を選ぶ問題が4題出題された。あらかじめ日本語で書かれている対話の場面をヒントに、状況を正しく理解し、イラスト、図に含まれる要素の差異を判断する力が問われる。第1問同様、スクリプトで使用されている語句は平易なものが多いので、落ち着いて取り組めば難しい問題ではなかったであろう。

【第3問】短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ
短い対話を聞き、あらかじめ英文で書かれた問いの答えとして最も適切な選択肢を選ぶ問題が6題出題された。第1問、第2問と異なり読み上げ回数が1回なので、重要な情報を聞き逃すことがないよう、聞き始めから集中して臨むことが重要である。

【第4問】A やや長めの発話の内容に沿って、情報を整理する、B 複数の発話を比較して、条件に最もふさわしい発話を選ぶ
Aは80語程度の発話を2つ聞き、ワークシートのグラフや表の空所に正しい情報を当てはめる問題であった。Bは複数の発話を聞き、与えられた条件に最も合う発話を選択する問題であった。いずれも読み上げられる英文を、状況・条件に基づいて比較し、判断する力が問われる。Bでは日本人と思われる非ネイティブによる発話が含まれていた。

【第5問】社会的話題に関する講義を聞き、質問に対する答えを選ぶ
アジアゾウについての講義を聞き、(1)要点をまとめたワークシート(空所5箇所)を完成させる問題、(2)講義の内容と一致する選択肢を選ぶ問題、(3)図を見ながら講義の続き(グループによる発表)を聞き、どのようなことが言えるかを答える問題が出題された。220語程度の英語の講義を聞きながら、要点を把握して内容をまとめる力や、図の情報と組み合わせて総合的に考え、判断する力が問われている。

【第6問】A 2人の会話を聞いて、質問に対する答えを選ぶ、 B 長めの会話・議論を聞いて、質問に対する答えを選ぶ
Aは親子の会話を聞き、話者の発話の要点を問う問題であった。Bは4人の意見交換を聞き、A同様に話者の要点を問う問題に加え、複数のグラフや表を識別する問題も出題された。話者の立場や意見を正しく把握する力、会話の概要や要点を理解して、情報を整理する力が問われる。


【新高3生へ】

大学入学共通テスト(以下共通テスト)では、リスニングもリーディングと同様100点満点で、多くの大学が配点通り1対1の得点比率としています。そのため、しっかりとしたリスニング対策が必要です。共通テストリスニングの特徴としては、英検2級レベルまでの語彙が範囲となること、英文が一度しか読み上げられないパートがある(第3問~第6問)こと、などが挙げられます。特に一回読みの部分では、音声が流れる前にいかに聞く「準備」ができているか、が重要です。選択肢の内容や設問文に事前に目を通し、そこから話の内容を類推しておくことが大切になります。

【今後の学習方針】
 共通テストリスニングの対策として、まずは話されている内容を理解するために必要な語彙力、文法力を固めることが大切です。共通テストでは、語彙や文法の知識は習得できている前提で、その知識を「正しく」活用できているか、その知識を使って情報を整理できるか、といった力が問われます。遅くとも高3の1学期までには英検2級レベルの語彙や英文法の学習は一通り終えましょう。その際、読んだり書いたりすることだけで覚えるのではなく、「聞いたり」「話したり」することで正しい音を意識しながら知識を定着させることが重要です。既にインプットし終えた人は二巡三巡と繰り返しながらアウトプット(実践演習)をおこない、理解力を高めていきましょう。

【学習法アドバイス】
 リスニングの力は、英語を聞かなければ伸ばすことはできません。したがって、日頃から習慣的に英語を聞く訓練を積んでいくことが大切です。1日10分でも、継続して毎日耳を鍛えることがリスニング力の向上につながります。現在高2生である皆さんは、今日からでも「聞く訓練」を始めていきましょう。素材は何でもかまいませんが、聞き取りに慣れていない人は、短い文や会話から始めるとよいでしょう。初めのうちは、次々に新しいものを聞くよりも、同じ素材を繰り返し聞いて、英語独特のリズムとイントネーションを身につけるようにしましょう。以前に解いたことのある模試の音声や、学校の教科書の音源等も積極的に活用してください。
 短文ならある程度聞き取れる人は、長めの会話や文章の聞き取りを行い、英語を英語の語順のまま処理していく力を高めましょう。耳を慣らすためには、漫然と音を聞くのではなく、積極的にその音をまねて自分でも発音してみることが効果的です。ただ音読するのではなく、意味を意識しながら読むこと、できるだけ元の音源のスピードや発音に近づけて読むことで、よりリスニング力が高まります。
 また、試験では、常に展開を予測しながら能動的に耳を傾ける姿勢が大切です。すべてを聞き取ろうとするのではなく、何を聞き取るべきなのか、聞き取るポイントを定めて聞く練習をしましょう。模試を定期的に受験し、実践形式で練習を重ねてください。

 

【新高2生へ】

 大学入学共通テスト(以下共通テスト)では、リスニングもリーディングと同様100点満点で、多くの大学が配点通り1対1の得点比率としています。そのため、しっかりとしたリスニング対策が必要です。共通テストリスニングの特徴としては、英検2級レベルまでの語彙が範囲となること、英文が一度しか読み上げられないパートがある(第3問~第6問)こと、などが挙げられます。これからの日々の学習の中に、リスニング対策の時間も組み込んでいきましょう。さらに、昨年11月に公表された令和7年度大学入学共通テスト試作問題では、講義の要旨を他者と口頭で確認し合ったり、自身が行った調査を踏まえてディスカッションを行ったりするといった場面設定がなされました。このように、他者と認識を一致させたり、資料を用いた議論を行ったりするなど、「探究的な場面」での英語コミュニケーションの力がより問われることが予想されます。

【今後の学習方針】
 共通テストリスニングの対策として、まずは話されている内容を理解するために必要な語彙力、文法力を固めることが大切です。共通テストでは、語彙や文法の知識は習得できている前提で、その知識を「正しく」活用できているか、その知識を使って情報を整理できるか、といった力が問われます。まずは、遅くとも高2の夏までに英検2級レベルの語彙や英文法のインプットを一通り終わらせましょう。その際、読んだり書いたりすることだけで覚えるのではなく、「聞いたり」「話したり」することで正しい音を意識しながら知識を定着させることが重要です。高2の内から模試や過去問を利用して問題を解く経験を積んでいくことで、リスニングへの対応力を高めていくことが出来ます。

【学習法アドバイス】
 リスニングの力は、英語を聞かなければ伸ばすことはできません。したがって、日頃から習慣的に英語を聞く訓練を積んでいくことが大切です。1日10分でも、継続して毎日耳を鍛えることがリスニング力の向上につながります。聞き取りに慣れていない人は、短い文や会話から始めるとよいでしょう。初めのうちは、次々に新しいものを聞くよりも、同じ素材を繰り返し聞いて、英語独特のリズムとイントネーションを身につけるようにしましょう。学校の教科書の音源や以前に解いたことのある模試の音声等も積極的に活用してください。短文ならある程度聞き取れる人は、長めの会話や文章の聞き取りを行い、英語を英語の語順のまま処理していく力を高めましょう。耳を慣らすためには、漫然と音を聞くのではなく、積極的にその音をまねて自分でも発音してみることが効果的です。ただ音読するのではなく、意味を意識しながら読むこと、できるだけ元の音源のスピードや発音に近づけて読むことで、よりリスニング力が高まります。
また、試験では、常に展開を予測しながら能動的に耳を傾ける姿勢が大切です。すべてを聞き取ろうとするのではなく、何を聞き取るべきなのか、聞き取るポイントを定めて聞く練習をしましょう。模試を定期的に受験し、実践形式で練習を重ねてください。

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