苦手科目の克服方法(物理編)【井ノ上編】 | 東進ハイスクール 柏校 大学受験の予備校・塾|千葉県

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2025年 10月 18日 苦手科目の克服方法(物理編)【井ノ上編】

 

どうもこんにちは!運河の帝王?こと井ノ上です

(帝王っていても運河だったら弱そうですよね)

今回のテーマは

苦手科目の克服方法

ということで、物理選択の皆さんに少しでも役立つ情報を

お届けできればなと思います!

とはいえそんなに都合よく一瞬で成績を上げるというのもなかなか難しいもので、

今回は受験生、1.2年生ともに、

一瞬で少し物理の点数を上げる方法を紹介します。

それはずばり…

 

次元解析

 

です。

何かカッコつけた名前してますが要は単位をしっかり確認しようという話です。

具体例を挙げながらの方が理解しやすいと思うので、いくつか見ていきましょう!

 

Q.重力加速度gで、高さhのところから質量mの小球を初速度0で落とした時、高さが0になる瞬間の速さv

 

まあ定番問題ですよね、エネルギー保存で簡単に答えが出せるあいつです。

では以下の選択肢のなかからあなたはあり得ないものをぱっと消せますか?

 

a.√(2gh)          b.2gh          c.√gh         

d.gh          e.√2×(gh)          f.2√(gh)

 

この6択の中で、もちろん正解は1/2mv^2=mghを解いてv=√(2gh)ですが、

そんな計算をせずとも答えはa,c,fの三択に絞れます。

その方法こそが次元解析で、今回求めるのはvで、

その次元は速度m/sで、それぞれの選択肢の次元(単位)を確認すると、

 

a.√(m/s^2×m)=m/s

b.m/s^2×m=m^2/s^2

c.aと同じくm/s

d.bと同じくm^2/s^2

e.bと同じくm^2/s^2

f.aと同じくm/s

 

というわけで、b.d.eは次元(単位)がm^2/s^2と速度m/sの二乗になっているので、答えになりようがありません。

よってエネルギー保存を解かずとも

選択肢を6択から3択にまで減らすことができました!!!

このように次元解析を行うことで、

選択肢を見ただけで選択肢を消せてしまうわけです。

なので共テ模試などマーク式の模試で答えを勘で選ぶときは、

次元解析を行うことで正解する確率が上がると思います!

そしてこの次元解析、マーク式だけではなく、

記述式での答え確認にも役立ちます!!!

自分の出した答えの次元(単位)を確認して、

求めるべきものの次元(単位)と一致していれば、

係数ミスなどなければあっていそうですが、

もし違っていればその時点で絶対に間違っています

このようにすることで、自分の解答の確認にも役立つわけでございます。

 

以上次元解析のお話でした。

次元解析は今すぐに行えるものですが、

ある程度慣れていないと時間を要してしまうものになります。

なので普段から単位をチェックする癖をつけて、

次元解析を我が物にしていきましょう!!!

 

 

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明日のブロガーは….

化学はこいつに聞いとけ!

お楽しみに!

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